ほら、風が呼んでいる…
最果てで君の声を聞いた日から
俺は声の主を探してるー…
ガウド「(バタバタと駆けて来て)…ねぇ、緑翔君!」
緑翔「はぁ(溜息)……何ですか、これはまた騒々しく、現れてくれましたね…」
ガウド「…何を言ってるのさ、俺が騒々しいのは存在意義そのものだからじゃないの!」
緑翔「……そうですか、話は終わりましたか?よっ…と(ぺらりぺらりと本をめくる動作」
ガウド「待ってぇぇ!話は何一つ終わってないよ、むしろ始まってすらいないって!…俺の居る世界ってさぁ、すでにもう何年も経ってるわけ何だけど…俺(の背後)ってさぁ、難しい計算苦手なんだよね!だから、単刀直入に聞くけど…俺って一体何歳になってるわけ!?」
緑翔「…そんなことですか。えーっと…(計算中)…ん、計算するのも面倒になってきました。そうですね、……適当に18歳ってことにしておけば、いいんじゃないですか?(ぺらりぺらり」
ガウド「あぁ、緑翔君!お願いだから適当にしないでぇぇ!ただでさえ、ソウジ君やゼルガ君に……出現率を大幅に持ってかれてるんだから…」
緑翔「……それはそれはそうかも知れませんが。ボクなんか、狼姫君に、忘れられてる気すらします…結社に出没したら口調とか全部ふっとぶと、予想できますし…(隅っこに縮こまり」
ガウド「うん、ごめん…俺よりも立場が悪い人がすぐ傍にいると思わなかったんだ…!……もうすぐ俺は此処から去るからさぁ、1つだけ教えてくれるっ?」
緑翔「……なんでしょうか」
ガウド「……。緑翔君のさぁ…存在意義って何さ?」
緑翔「………(眼鏡を掛けなおし)そうですね、ガウド君の相談役ではないでしょうか」
ガウド「そっかぁー……緑翔君、いずれはみくしぃに名前が出てくるといいね;」
PR